公立中高一貫校
こんばんは。
大府石ヶ瀬校の阿知波です。
遡ること2022年7月26日
愛知県教育委員会から下記の内容が発表されました。
「併設型中高一貫教育の第一次導入校が決まりました」
???
「中高一貫教育」とは?
あまり聞きなれない言葉ですよね。
そこで本日は「中高一貫教育」について簡単に紹介します。
〈目的〉
中高一貫校は従来の中学校・高等学校制度に加えて、
6年間の一貫した教育課程や学習環境の下で学ぶ機会を選択できるようにすることで、
教育の多様化を推進し,生徒の個性や創造性を伸ばすことを目的として設立されている学校です。
簡単にまとめると、
中学1年生~高校3年生までの6年間を
同じ場所・一貫した教育方針の中で学習していく
そんな学校になります。
〈中高一貫校に進学した際の高校受験に関して〉
中高一貫校は全校、併設型を採用しているため、無選抜(受験なし)で上の高等学校に進みます。
〈中高一貫校に入るためには〉
中高一貫校に入るためには、小学6年生時に受験をし、合格する必要があります。
〈公立中高一貫校について〉
全国には公立の中高一貫校が約140校あります。
しかし、これまで愛知県には設立させておりませんでした。
〈今回の愛知県教育委員会の発表について〉
今回の愛知県教育委員会からの発表で、
愛知県立名和高等学校・愛知県立津島高等学校
愛知県立半田高等学校・愛知県立刈谷高等学校
の4校で、併設中学校が開校されることが決まりました。
開校時期は、2025(令和7)年4月になります。
ですので、2022年度現在、小学4年生の方からが対象となりますね。
※2026年以降は三河地区での開校も決定しております。
〈愛知県公立中高一貫校における目指すべき人材〉
様々な人々と協働しながら、答えのない社会的な課題に対して失敗を恐れずにチャレンジし、
創造的に解決する「チェンジ・メーカー」として、
これからの愛知・日本・世界を切り拓き、支える人材の育成を目指します。
〈選抜方法について〉
小学6年生時に実施する受験にて、以下の方法で選抜を行います。
①適性検査
簡単に言えば、テストです。
出題は、小学校学習指導要領の範囲内とし、思考力、判断力、表現力、課題解決力等を総合的に測ります。
具体的には、
⑴教科横断型の問題
(算数・国語といった教科によってわけるのではなく、それらが複合された問題)
⑵作文
(与えられた文章を読み、それに関する課題について自分の体験・経験、知識を絡めながら書いていく。
表現力や書く力はもちろん、内容を読み取る力や正しい日本語が使えているかに関しても見られます。)
の2項目があります。
②面接
中高6年間学び続ける意欲や、適性、コミュニケーション能力などが見られます。
③調査書
調査書とは現在通っている小学校の先生方が作成するものです。
その子が小学校でどのような生活を送ってきたのかを知るためのものになります。
※点数化はせず、参考として見られます。
以上が中高一貫校について、そして愛知県教育委員会の今回の発表についてです。
中々、文章だけではわかりずらいこともあるかとは思います。
疑問点・ご質問等ございましたら、お気軽に校舎までお尋ねください。
(桜咲個別指導学院 大府石ヶ瀬校 TEL 0564-45-5504)
また、実際の愛知県教育委員会のサイトも貼っておきます。
ご興味のある方はぜひ1度ご覧になってみてはいかがでしょうか?
↓↓↓↓
ところで、
今回中高一貫校が設立される4つの高等学校ってどんな学校???
小学生のうちから受験をするほど魅力があるの??
そう思われた方も多いかとは思います。
お答えします。
あります!!!!
次回以降、
愛知県立名和高等学校・愛知県立半田高等学校・愛知県立刈谷高等学校
がそれぞれどんな学校でどんな魅力があるのかを記事にさせていただきます。
※愛知県立津島高等学校は大府市から通われる方がいらっしゃらないので、割愛させていただきます。
ぜひそちらもご覧ください!
桜咲個別指導学院 大府石ヶ瀬校
TEL 0562-45-5504